
こんにちは!
いわつか歯科クリニック副院長の岩塚久です。
歯を失う主な原因とは?
歯を失う原因の多くは、虫歯と歯周病です。どちらも初期段階では自覚症状が少ないため、気づいた時にはかなり進行しているケースも珍しくありません。加齢による自然な老化も影響しますが、実際には日々の習慣次第で歯の寿命は大きく変わります。
正しい歯みがきが基本
歯を長持ちさせる第一歩は、毎日の正しい歯みがきです。ただ磨くだけではなく、磨き残しの多い「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境目」を意識することが大切です。歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシの使用も習慣づけましょう。寝る前の歯みがきは特に重要で、細菌の繁殖を防ぐ決め手となります。
食生活の見直しで歯を守る
砂糖や酸の多い飲食物は、歯を溶かす原因になります。ジュースやお菓子の頻度を抑え、バランスの取れた食事を心がけましょう。また、噛む回数を増やすことで、唾液の分泌が促進され、虫歯や歯周病を防ぐ効果も期待できます。歯の健康は体全体の健康とも密接に関わっているのです。
定期検診で早期発見・予防
自覚症状がなくても、3〜6ヶ月に一度は歯科医院での検診を受けることが理想的です。虫歯や歯周病は、早期に発見できれば小さな治療で済みます。また、歯石の除去やクリーニングを受けることで、口腔内を清潔に保つことができます。
ストレスと歯ぎしりにも注意
無意識のうちに歯をすり減らす「歯ぎしり」や「食いしばり」は、歯や顎に大きなダメージを与えます。ストレスが原因になることが多く、就寝中にナイトガードを使用することで予防可能です。自覚がない場合でも、歯科医に相談することで対策を講じることができます。
まとめ:歯は一生のパートナー
歯は再生できない貴重な財産です。一生自分の歯で食事を楽しむためには、毎日の積み重ねと定期的なチェックが欠かせません。今からでも遅くありません。今日からできるケアを始めて、自分の歯をいつまでも健康に保ちましょう。
執筆
いわつか歯科
副院長 岩塚 久