一部の事業では歯科検診が義務化されています
現在、日本では「有害な業務」に常時従事する方への歯科検診が義務付けられています。 2022年10月に施行された改正労働安全衛生法により定められました。 メッキ工場や化学工場などで働く従業員は、「歯牙酸蝕症(しがさんしょくしょう)」という歯が溶けてしまう疾患にかかりやすいためです。 以前は50人以上の事業場のみに歯科検診が課せられていましたが、法律の改正に伴い、事業規模を問わず、すべての「有害な業務」を扱う事業者が対象になりました。 歯が溶けてしまえば、咀嚼や発音、見た目などさまざまなことに影響があり、食の楽しみや生きていくための自信にもかかわります。 歯を失わないように歯科検診を義務化するほど、お口の健康を守るための定期検診の受診は大切なことです。歯周病予防やむし歯予防に役立つ国民皆歯科検診
現在国が進めている、国民全員に対し毎年の歯科健診を義務付ける制度が、「国民皆歯科検診」です。 仕事内容にかかわらず、誰もがかかる可能性がある歯周病やむし歯も、症状を放置すれば歯を失う原因になります。 この制度は、定期健診で早期の歯周病ケアなどを行うことと、国民一人あたりの生涯医療費を削減することを目的としています。 国民皆歯科検診は、2025年の義務化を目指しているところです。 義務化が決定すれば、自治体や会社の取り組みとして歯科健診を受診することができます。歯周病から歯を守るために定期検診を受けましょう
歯周病は歯を失う原因の第一位です。 歯を失わないように、定期的に歯科検診を受診し、歯周病を治療しましょう。 早期発見することで、治療コストや体への負担を減らすことができます。 歯医者の定期検診は 3ヶ月に1回程度が望ましいとされていますが、状態がよければ半年に1回で十分なこともあり、患者さまにあわせてご案内します。セルフケアでは落とせない歯石や歯垢をキレイに除去し、お口の健康を目指しましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー052-412-0162
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