口を閉じたときに上下の歯はどうなっていますか?|いわつか歯科クリニック|名古屋市中村区の歯医者

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口を閉じたときに上下の歯はどうなっていますか?

こんにちは! いわつか歯科クリニックです。   皆さんは普段ご自身の上下の歯が触れ合っているのは1日どのくらいかご存知ですか?   皆さんの中には通常時は上下の歯が接触しているのが普通と思っている方もいるかもしれませんが、実はその認識は間違いです。 意外と思われるかもしれないですが、何もしていない時は上下の歯は接触しておらず、離れているのが正常のポジションとされています。 会話や食事をする際に接触するだけで、接触している時間の合計は1日わずか17分程度が正常だと言われており、 普通の人は口を閉じていても、上下の歯の間には2~3mmの隙間があるのが通常です。 これを安静位空隙と呼び、咀嚼筋(左図)は安静状態にあります。                             ◆TCHってなんですか? 上下の歯を”持続的に” 接触させる癖のことをTCHといいます。 TCHとは「Tooth Contacting Habit 」の略で「歯列接触癖」のことを指します。   また、上下の歯が触れ合うと聞くと一般的には「かみ締め」や「食いしばり」「歯ぎしり」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはグッと強い力で、かみ締めや食いしばりを行わなくても上下の歯が接触する程度でも筋の緊張・疲労は生じてしまいます。   TCHは緊張している場面で起こるとされています。   〇過度な緊張やストレス 〇家事 〇集中する作業(パソコンなど) 〇細かい作業 〇テレビ、スマホ、ゲーム   日常にも沢山のTCHになる要因は潜んでいます。     ◆TCHのセルフチェック方法 次にご自身がTCHかどうか簡単にチェックする方法をおつたえします。 TCHのセルフチェック方法はいくつかありますが、一番簡単と思われるものを紹介します。 まず唇を閉じます。 この時上下の歯も同時に接触してしまった人はTHCの疑いがあります。 歯が離れたままで唇だけ閉じられた人は特に問題ありません。    
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