歯周病と花粉症の関係性|いわつか歯科クリニック|名古屋市中村区の歯医者

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歯周病と花粉症の関係性

こんにちは! いわつか歯科クリニックです。 寒さもだいぶ和らいできて、春が待ち遠しい今日この頃。花粉症の方にとってはつらい時期の始まりでもあります。 そんな花粉症ですが、歯周病との深い関係性があることをご存知でしょうか? 花粉症の症状の1つ、鼻水、鼻づまり。鼻がつまることで口呼吸することが多くなり、お口の中が乾燥してしまいます。 お口の中が乾燥すると、唾液の浄化作用が十分に働かなくなってしまい、歯垢が付きやすくなったり、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。 それが歯周病の原因となってしまうのです。                        

■歯周病の恐ろしさ

歯周病とは細菌の感染によって歯の周りに炎症が起こる病気で、 歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。   歯周病の初期症状には、歯茎の腫れや出血、口臭などがあり、進行すると膿がでたり、 歯がグラグラしてきて、最終的には抜歯が必要となってしまうことがあります。   そして歯周病はお口の中だけではなく、全身へ影響を及ぼします。   お口の中の細菌が、血流にのって全身をまわることで動脈硬化や心筋梗塞、高血圧、糖尿病などの重大な病気の原因となってしまうのです。   ■歯を失う原因のほとんどが歯周病 そんな歯周病を予防するために   ①歯磨きをする際は1本1本丁寧に磨いていく ②こまめにうがいや、水分補給をする ③十分な栄養と睡眠を取り、免疫力を高める   などを心がけましょう。     唾液の分泌を増やすために、食事の時によく噛んで食べたり、キシリトールガムを噛むこともおすすめです。 また、歯周病やむし歯ではないのに、上の奥歯がしみたり噛むと痛いなどの症状がでることがあります。 これらの症状は花粉症による副鼻腔炎の可能性があります。 副鼻腔とは鼻のまわりにある空洞のことで、花粉症により鼻の中が腫れて、粘り気のある黄色い鼻水が出てきます。 この腫れや鼻水が副鼻腔までの通り道をふさいでしまい、副鼻腔の中に膿や鼻水などがたまってしまうことで起こるのが副鼻腔炎です。 副鼻腔は上の奥歯の近くにあるため、炎症を起こすことで歯に圧がかかり、歯が痛いように感じることがあるのです。   最後に、花粉症の方はこの時期、普段に比べて歯周病のリスクが高くなっています。   できるだけお口の中を乾燥させないようにして、清潔な状態を保つことを心がけましょう。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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