ネバネバの主な原因
口のなかがネバつく主な原因は細菌によるものです。口のなかには様々な細菌がいますが、その細菌が増えてしまうとネバつきを感じやすくなります。 細菌が増えるのは、口のなかの唾液が少なくなるとき。唾液が減ると細菌を流せなくなり、増殖しやすくなってしまうのです。 細菌のなかには虫歯菌や歯周病菌も含まれます。このような菌が増殖すると虫歯や歯周病といったトラブルにもなってしまいます。 とくに「口のなかが乾燥しやすい」「ドライマウス気味かも……」という方は注意が必要です。ネバつきやすいのはどんなとき?
起床時・空腹時
生理的に唾液の分泌が減りやすいのが、起床時や空腹時です。このような状況は、口のなかが乾燥しやすく細菌が増えやすい口内環境になります。ストレス・病気
唾液は、主に耳下腺や顎下腺から分泌されるサラサラしたものと、舌下腺から分泌されるネバネバしたものに大別されます。緊張を感じるようなストレス環境下におかれると、唾液は舌下腺から分泌され、口のなかがネバネバした状態になってしまいます。 そのほか、糖尿病などの病気が原因で唾液がネバつくこともあります。加齢・口呼吸・喫煙
加齢・口呼吸・喫煙はいずれも唾液の分泌が減る要因です。とくに喫煙に関しては、タバコに含まれるニコチンが唾液の分泌を悪くしてしまう作用があることがわかっています。歯周病・ケア不足
歯周病にかかっていると、患部(歯周ポケット)から「歯肉溝浸出液」など粘度のある分泌液が出るため、口のネバつきにつながります。また、歯みがきなどのケアを怠ると虫歯菌などの細菌が増えるため、口のなかがネバネバしやすくなってしまいます。ネバネバを予防するためにできること
起床後にうがい・歯みがきをする
起床時に口のネバつきが気になる方は、朝起きてすぐにうがいや歯みがきをして、口のなかで増えてしまった細菌を出してしまいましょう。 うがいや歯みがきは起床後以外でも効果があります。ネバつきが気になったときは、うがいや歯みがきを試してみてください。セルフケアを怠らない
細菌を増やさないためには、口のなかを清潔に保つことが大切です。歯みがきはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュなどのグッズを使うと、徹底的に汚れがとれて効果がアップします。 食事や間食のたびに歯みがきができない場合は、普段より多めにうがいをするなど、できる範囲でこまめに汚れを取りのぞきましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー052-412-0162
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