治療の手順が多い
例えば、風邪などの症状であれば、クリニックで薬を処方してもらい、安静にすることで症状が改善するケースが多いです。 そのため、基本的には1回通院するだけで済みます。 一方、虫歯の治療には、歯を大きく削った後に根管治療をしたり、詰め物や被せ物を装着したりと、必要な治療が多く、重症度が高ければ高いほど、こちらの手順は増えてきます。 もちろん、軽度であれば治療自体は1日で終わることもありますが、その他の処置が必要なケースが多いことから、どうしてもトータルの治療期間は長くなってしまいます。患者さんの負担が大きくなる
歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、患者さんはある程度の時間、口を大きく開けておかなければいけませんし、場合によっては長い間痛みを感じることもあります。 また、何本も虫歯があるからといって、それらを一気に削ってしまうと、食事にも大きな影響を与えます。 このように、患者さんの負担が大きくならないためにも、虫歯治療は1日で完結させず、複数回に分けて少しずつ段階を踏んでいく必要があります。保険診療のルール
虫歯の治療に時間がかかる理由としては、保険診療のルールがあることも挙げられます。 歯科クリニックで行われる虫歯治療の多くは保険診療で行われますが、こちらには細かいルールがあり、1回の通院で可能な治療には限りがあります。 保健診療は、日本国民に対し平等に医療を提供するためのものであり、一人に治療が集中しすぎると、他の患者さんの治療の機会が無くなってしまうため、歯科クリニックは何度かに分けて虫歯治療を行わなければいけません。 ちなみに、自由診療であれば、上記のような制限がないため、ある程度虫歯治療は早く終わりますが、その分患者さんの身体や治療費の負担は大きくなってしまいます。まとめ
ここまで、虫歯治療に時間がかかる主な理由についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか? 仕事などが忙しく、なかなか通院の時間を確保できない方は、「なるべく早く終わらせてほしい」と思うかもしれませんが、虫歯治療の仕組み上、そのような要望に応えるのは簡単ではありません。 そのため、少しでも時間があれば通院し、早めに治療を完了させるのがおすすめです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー052-412-0162
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