噛み合わせと肩こりの関係とは?知られざる影響と対策|いわつか歯科クリニック|名古屋市中村区の歯医者

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噛み合わせと肩こりの関係とは?知られざる影響と対策

こんにちは!
いわつか歯科クリニック副院長の岩塚久です。

 

肩こりに悩んでいる方は多いですが、その原因が「噛み合わせ」にある可能性があることをご存じでしょうか?実は、噛み合わせのズレが肩こりを引き起こすことがあり、改善することで症状が軽減されるケースもあります。今回は、噛み合わせと肩こりの関係について詳しく解説します。


噛み合わせが悪いと肩こりが起こる理由

噛み合わせとは、上下の歯がどのように接触するかを指します。これが正常でないと、顎の筋肉や関節に負担がかかり、その影響が首や肩にまで及ぶことがあります。具体的には、次のようなメカニズムで肩こりが発生します。

  1. 顎のズレによる筋肉の緊張
    噛み合わせが悪いと、顎の筋肉が均等に使われず、一部の筋肉が過度に緊張します。その結果、顎周辺だけでなく、首や肩の筋肉も緊張しやすくなります。

  2. 姿勢の崩れによる負担の増加
    噛み合わせが悪い人は、無意識に体のバランスを取ろうとして姿勢が歪むことがあります。特に、首や背中の筋肉に余計な負担がかかり、肩こりにつながります。

  3. 食いしばりや歯ぎしりの影響
    無意識のうちに歯を食いしばる癖があると、顎の筋肉が過剰に緊張し、首や肩にも影響を与えます。特にストレスが多い人は、寝ている間に歯ぎしりをしていることが多く、肩こりが悪化しやすいです。


噛み合わせを改善することで肩こりは軽減できる?

噛み合わせが原因で肩こりが起こっている場合、それを改善することで症状が和らぐ可能性があります。以下の方法を試してみるとよいでしょう。

  • 歯科で噛み合わせをチェックする
    専門の歯科医院で噛み合わせの診断を受け、自分に合った治療法を検討しましょう。必要に応じて、矯正治療やマウスピースの使用が勧められることもあります。

  • 食いしばりや歯ぎしりを防ぐ
    ストレス管理を行い、リラックスする習慣を身につけることが大切です。寝るときにマウスピースを装着することで、歯ぎしりの影響を軽減できます。

  • 正しい姿勢を意識する
    デスクワークが多い人は、猫背にならないように意識し、適度にストレッチを取り入れると良いでしょう。

噛み合わせと肩こりは密接に関係しており、どちらか一方だけをケアするのではなく、両方にアプローチすることが大切です。肩こりがなかなか治らない場合は、歯の健康にも目を向けてみてはいかがでしょうか?


執筆

いわつか歯科
副院長 岩塚 久