部分矯正ってどこまで治せる?全体矯正との違いやメリットを解説|いわつか歯科クリニック|名古屋市中村区の歯医者

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部分矯正ってどこまで治せる?全体矯正との違いやメリットを解説


こんにちは!

いわつか歯科クリニック副院長の岩塚久です。

「前歯だけ気になる」「短期間で歯並びを整えたい」そんな方に注目されているのが“部分矯正”です。全体の歯並びを治すのではなく、気になる箇所だけを矯正する方法ですが、どこまで対応できるのか疑問に思う人も多いのではないでしょうか。この記事では、部分矯正で治せる範囲やそのメリット、注意点についてわかりやすく解説します。

部分矯正とは?気になる一部分だけを整える治療法

部分矯正とは、全体ではなく前歯や一部の歯列だけにアプローチする矯正治療のことです。主に「前歯が少し出ている」「すき間がある」「1〜2本だけ歯の向きが違う」など、比較的軽度な歯並びの乱れに対応します。

一般的には上下どちらかの前歯6本程度が対象となり、ワイヤー矯正だけでなくマウスピース矯正でも行われることがあります。

部分矯正で治せる範囲と治せないケース

治せる範囲:

  • 前歯の軽いガタつき

  • 軽度のすきっ歯(空隙歯列)

  • 1〜2本の傾きやねじれ

  • 軽い出っ歯や受け口の調整

治療が難しいケース:

  • 噛み合わせに大きな問題がある場合

  • 奥歯の位置が関係している歯並び

  • 顎の骨格に原因がある場合

  • 重度の歯列不正

このような場合には、全体矯正や外科的処置が必要になることがあります。

部分矯正のメリットとは?

部分矯正には、以下のような利点があります。

  • 治療期間が短い
     通常の全体矯正が1年〜2年かかるのに対し、部分矯正は3〜8か月程度で終わることが多いです。

  • 費用が抑えられる
     治療範囲が限られているため、全体矯正に比べて費用を抑えられます。

  • 目立ちにくい装置が選べる
     マウスピース矯正や白いワイヤーなど、審美性を重視した選択肢も可能です。

  • 生活への負担が少ない
     治療による違和感が少なく、日常生活に支障をきたしにくいのもメリットです。

まとめ:部分矯正は目的と条件が合えば効果的な選択肢

部分矯正は、気になる箇所だけを効率よく整えたい方にとって理想的な治療法です。ただし、すべての歯並びの悩みに対応できるわけではないため、歯科医師との相談のうえ、自分の状態に合った治療法を選ぶことが大切です。短期間・低コストで理想の笑顔を目指す第一歩として、部分矯正を検討してみてはいかがでしょうか。



執筆

いわつか歯科
副院長 岩塚 久