近年、「セカンドオピニオン」という言葉をよく耳にするようになったと思います。セカンドオピニオンは、直訳すると「第2の意見」という意味であり、現在診療を受けている医師とは別に、違う病院の医師に意見を求めることになります。もともとは、癌などの重大な疾患において、患者自身が納得したうえで最善の病院・医師・治療法を選択できるように考えられたシステムです。
現在では、歯科治療においてもセカンドオピニオンが一般化しており、特に治療費が高額になるインプラントや矯正、審美などの自費治療ではセカンドオピニオンを活用する人が増加しています。
なぜ、主治医以外のドクターの意見を聞くことが重要なのか? また、どんなシーンでセカンドオピニオンを活用するのか?などをお伝えしていきましょう
最善の治療を選択するため
歯科治療を受けるにあたっては、医院選び・ドクター選びは非常に重要です。これは、歯科治療には様々な分野があり、同じ症状で診察を受けても、ドクターによって治療法が異なることはありますし、医院によって治療方針も異なることがあるからです。 最初に足を運んだ医院の意見が最善であるとは限りませんが、だからと言ってセカンドオピニオンを受けた医院の判断が正しいとも限りません。大切なのは、どんな治療の選択肢があるのかを知ること。考えられる治療法のメリット・デメリットを知ること。そして、納得したうえで自分に合ったベストな治療を受けることができる医院を選択することです。セカンドオピニオンの誤った使い方
「もっと安く治療を受けたい」「通院回数が多いのは嫌だ」「自分が考えていたのと違う治療を勧められた」といった理由でセカンドオピニオンを受ける方もいますが、このスタンスでは後悔することに繋がってしまうかもしれません。セカンドオピニオンの目的は、自分にとって都合のいい治療を受けることではなく、客観的な視点から最善の治療を選ぶことが主となります。こんなケースにはセカンドオピニオンを
・このまま治療を受けていいのか不安・・・ ・なかなか治療が進まない・・・ ・他の治療法も検討したい・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー052-412-0162
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